金融用語辞典
更新日:20151125

預金者保護法

 よきんしゃほごほう
 預金者保護法とは、2005年8月に成立し、2006年2月に施行された、金融機関の預金者が偽造キャッシュカードや盗難キャッシュカードによって受けた被害を(ネットバンク等を除く)金融機関に補償させるための法律です。
 近年、偽造キャッシュカードや盗難にあったキャッシュカードを使ってATM(現金自動受払い機)から現金を不正に引き出す犯罪が多発しています。従来、金融機関は機関側の暗証番号の管理に手落ちがないことを理由に、損害賠償に応じてきませんでした。しかし、カード被害が激増しているところから、議員立法によって、この法律が成立しました。
 偽造カードについては、被害者に過失があっても、全額補償されます。盗難カードについては、原則として預金者の届出から30日前までの被害を金融機関が全額補償します。ただし、「暗証番号をカード上に書き込んである」とか、「生年月日を暗証番号とし、運転免許証と併せて保管して盗難にあったため、容易に暗証番号を推定された」などという被害者の重過失があった場合には被害額の75%しか補償されません。
 なお、過失の立証責任は、金融機関が負います。
 ATM  過失  損害賠償
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