金融用語辞典
更新日:20140711

401(k)プラン(米国)

 よんまるいちけいぷらん(べいこく)
 401(k) Plan
 米国には、税制優遇措置を受けられる年金制度として、確定給付型年金と確定拠出型年金の双方があります。このうち、確定拠出型年金の中での代表的なもので、近年急速に普及したものに401(k)プランがあります。米国の税法である内国歳入法(Internal Revenue Code)のセクション401(k)で規定されているため、401(k)プランと呼ばれています。
 401(k)プランは、企業が、従業員の退職に備えるための貯蓄を助成する目的で制定するもので、従業員が定期的に給与の一定額を掛金として拠出するものです。掛金は、給与所得から控除され、拠出された掛金は、制度で定められた投資信託(株式型、バランス型、債券型、MMF等)、保険会社が提供する元利保証商品であるGICs(Guaranteed Investment Contracts)、自社株式などいくつかの金融商品の中から、従業員が選択した金融商品に投資されます。投資から生じる収益は、退職などにより積立金が引出しされるまで課税されません。従業員は、企業の拠出する掛金に加えて掛金を拠出する「マッチング拠出」ができます。マッチング拠出は、従業員の掛金の一定比率で行われるのが一般的ですが、必ずしもすべての企業がマッチング拠出を行っているとは限りません。年間拠出限度額は、2013年時点では従業員拠出と企業のマッチング拠出の合計で、50歳未満が5万1,000ドル、50歳以上が5万5,000ドルとなっています。なお、59.5歳以前に解約した場合には、転職による資産移管等の場合を除き、通常の所得税に加え、10%のペナルティ税が課されます。2001年10月にスタートしたわが国の確定拠出型年金は、この米国の制度を参考にしているため「日本版401k」と呼ばれています。
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