金融用語辞典
更新日:20151125

有価証券届出書

 ゆうかしょうけんとどけでしょ
 有価証券届出書とは、有価証券の募集または売出しをする場合に、発行者が内閣総理大臣に提出する届出書のことです。有価証券届出書の記載事項は、証券情報と会社情報からなっています。証券情報は、当該募集の概要が記載されているもので不可欠な情報ですが、会社情報については、流通市場において十分な情報開示がなされていれば、発行の都度の開示は不要とされ、一定の条件を満たせば、継続開示をもって足りるとされています。なお、証券取引所(金融商品取引所)に上場されている有価証券の発行者が有価証券届出書を提出する場合には当該取引所に届出書類の写しを提出しなければなりません。また、有価証券届出書を提出して有価証券を発行する者は、当該募集または売出しに際して目論見書を作成しなければなりません。届出を行うと、その内容はすぐに公衆の縦覧に供されます。また、募集または売出しをする者はその有価証券の投資勧誘ができるようになります。ただし、実際の販売は、内閣総理大臣が届出書を受理した日から、原則として15日を経過した日から届出の効力が発生しますので、それ以降になります。なお、「その有価証券に関して既に開示が行われている場合」「適格機関投資家のみを相手方とする場合(プロ私募)」「発行価額または売出し価額の総額が1億円未満の場合」などは原則として有価証券届出書の提出の必要はありません。
 売出し  発行開示  発行価額  プロ私募  継続開示  公衆の縦覧  投資信託説明書(目論見書)  証券取引所/金融商品取引所  上場  ディスクロージャー制度  適格機関投資家  有価証券(金融商品取引法)  有価証券報告書
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