金融用語辞典
更新日:20080610

トータル・リターン・スワップ

 トータル・リターン・スワップとは、クレジット・デフォルト・スワップよりも、リスクを包括的にカバーする取引のことです。例えば、プロテクションの買い手(信用リスクヘッジしたい者)は、保有している社債から得られる利子収入をプロテクションの売り手(信用リスクを取ろうとする者)に支払う一方、LIBORベース等の金利をプロテクションの売り手から受け取ります。また、契約期間終了時に、当該社債が値上がりしていれば、値上がり分をプロテクションの売り手に支払い、値下がりしていれば、値下がり分をプロテクションの売り手から受け取ります。このように、トータル・リターン・スワップの契約を用いると、プロテクションの買い手は、実質的にLIBORベース等の運用を行うのと同等の経済効果を享受することができます。
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