金融用語辞典
更新日:20151130

特殊法人

 とくしゅほうじん
 特殊法人とは、公益性が高い国家的・公共的な事業のために特別な法律のもとに設立される法人のことをいいます。行政機関が直接行うのではなく、国の監督のもとに独立した法人として事業を行うもので、名称には公社・公庫・事業団・機構・銀行・金庫などが用いられ、資本金等の一部には政府資金や財政投融資が使われています。
 総務省設置法では、総務省の業務の一つとして「法律により直接に設立される法人または特別の法律により特別の設立行為をもって設立すべきものとされる法人独立行政法人を除く)の新設、目的の変更その他当該法律の定める制度の改正および廃止に関する審査を行うこと」(同法第4条15号)と規定しており、これが狭義での特殊法人です。
 特殊法人については、従来から天下りとして利用され、経営の非効率さや経営責任の不明確さ、民業圧迫などが問題とされてきており、民営化や独立行政法人化を進めるなど、その統廃合問題は行政改革の中心となってきました。なお、特殊法人改革推進のため、2001年6月には、特殊法人等改革基本法に基づき、内閣に特殊法人等改革推進本部が設置されました。2006年度からは、独立行政法人を対象に「市場化テスト」が始まり、政府関係機関について統廃合を進めています。
 法人  公共事業  財政投融資  市場化テスト  政府関係機関  独立行政法人
戻る