金融用語辞典
更新日:20150425

特別決議(株主総会)

 とくべつけつぎ
 株主総会は、召集通知に記載した議題につき株主の多数決によって行われますが、その決議方法は決議事項によって普通決議(通常決議)と特別決議とに分かれます。特別決議は、特に重要な議案については、原則として、議決権を行使することができる株主の議決権の過半数を有する株主が出席して(定足数)、出席した株主の議決権の3分の2以上の多数により行われる決議のことをいいます(会社法第309条第2項)。ただし、定款において、定足数を3分の1まで減らすことや、決議要件の3分の2基準も引き上げることを定めることが認められています(同項括弧書き)。また、この場合においては、一定数以上の株主の賛成を必要とすることなどを定めることなどもできます。これらを定款によって自由に定めることができるとしたのは、たとえば外国人株主が多くなり、定足数確保がむずかしくなることなどの理由からです(2002年の法改正で追加)。特別決議を必要とするものには、取締役監査役の解任等、定款の変更、事業譲渡、資本減少、解散、株式交換・移転、合併および会社分割など多数あります。
 普通決議  株主総会  監査役  株主  株式交換  会社分割  事業譲渡  定款  定足数  取締役
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