金融用語辞典
更新日:20030616

道徳ファンド

 どうとくふぁんど
 道徳ファンド(エシカルファンド)とは、米国を中心として販売されている投資信託のことで、ethical(道徳、倫理)mutual fundとかsocial consciousness(社会意識)mutual fund などと呼ばれているものです。名前のとおり、倫理や社会性に問題があるビジネスを営む企業には投資をしないファンドです。具体的には、環境汚染や人権抑圧、人種差別につながる企業、軍需産業、原子力産業、タバコ、アルコール、ギャンブルなどに関係する企業などを投資対象からはずす一方、環境や人権問題などに積極的に取り組む企業には重点的に投資したりします。ただ、投資信託によってその投資基準には違いがあるようです。米国で1960年代以降の社会意識の高まりを背景として設定された「世界平和ファンド」がその始まりとされています。運用対象とする株式が制約されますが、社会的に指弾されるようなリスクを持つ企業が少なくなることもあってか、平均的パフォーマンスは必ずしも悪くはないようです。道徳ファンドは、わが国において販売されているエコ・ファンドなどと同様、SRI(Socially Responsible Investment:社会的責任投資)の一種類です。
 エコ・ファンド(環境ファンド)  エシカルファンド  SRI  株式  リスク  投資信託
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