金融用語辞典
更新日:20150325

投資信託の時価評価

 とうししんたくのじかひょうか
 投資信託に組み入れられる有価証券は、原則として時価で評価されます。時価とは、取引所もしくは店頭市場において、売り手と買い手による自発的な取引または取引の意思によって、公正に形成されたと認められる価格のことです。なお、取引所に上場していない債券(非上場債券)については、1999年9月までは時価ではなく、取得原価で評価されていました。しかし、同年10月以降、予想分配型の投資信託長期公社債投信、中期国債ファンド等)を除いて時価で評価されるようになり、予想分配型の投資信託長期公社債投信、中期国債ファンド等)についても、2001年4月から時価で評価されるようになっています。このように非上場債券の評価方式が時価評価へ移行したことで、非上場債券の含み益を繰り延べるといった運用ができなくなり、金利が大きく変動した場合、公社債投資信託基準価額も、株式投資信託と同様に、元本価額が大きく変動する可能性があります。また、予想分配型の投資信託である中期国債ファンドが時価評価になったことから、これまでのように募集時に予想分配率を提示することができなくなり、実績分配方式のMMF等との差がはっきりしなくなってきています。そのため、投信会社によっては中期国債ファンドを廃止するところもありました。
 非上場債の時価評価(投資信託)  株式投資信託  基準価額  金利  公社債投資信託  債券  証券取引所/金融商品取引所  上場  取得原価  中期国債ファンド  長期公社債投信  店頭市場  投資信託  取引所市場(株式)  有価証券(金融商品取引法)
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