金融用語辞典
更新日:20130703

投資信託と預金の相違点

 とうししんたくとよきんのそういてん
 投資信託は、一般に株式債券など価格変動のある有価証券等に投資することで得られる収益を投資家に還元する実績分配型の商品です。元本および一定の分配金が保証されているわけではありませんが、原則として経費等控除後の収益はすべて投資家に帰属します。ただし、投資によるリスクも投資家が負担することになるため、運用成果によっては大きな利益を得ることもありますが、逆に投資資金の回収ができなくなることもあります。
 一方、銀行預金の場合は、銀行が当該預金により受け入れた資金を企業へ貸し出すことによって得た利息は銀行の収入となり、預金者はあらかじめ決められた預金利息を受け取るだけです。預金利息と貸出利息の差は銀行の収益となります。つまり、銀行預金は、企業への貸付けのリスク不良債権となって貸付金が回収不能になるといった負担)は銀行が負い、原則として預金者はリスクを負わず、元本と利息の支払いを銀行から保証されています。
 投資信託を購入した場合、銀行預金と違い、各種費用がかかります。その代表的なものが「購入時手数料等」と「運用管理費用(信託報酬)」です。一般に「購入時手数料等」は、株式投資信託を購入する際に販売会社に支払います。「運用管理費用」は、投資信託の純資産総額に対して、一定の料率で計算された金額が信託財産から控除されます。
 銀行預金と比べ、投資信託の商品は多様です。欧米では「投資信託はあらゆる投資家のニーズに応えられる商品である」といわれています。
 投資信託は、銀行預金と違って預金保険の対象外ですが、顧客の資産は投信会社の資産とは区分して受託者(信託銀行等)が信託財産として分別管理しているため、投信会社、受託者、販売会社が、仮に破たんしても投資信託の財産は保全される仕組みとなっています。ただし、投資対象資産の価格は日々変動するため、それが下落すれば、当然のことながら、高い価格で購入した投資家は、その投資資金の全額を回収することはできなくなります。
 不良債権  購入時手数料等(投資信託)  保証  株式  株式投資信託  価格変動リスク  利益  リスク  債券  収益  信託銀行  信託財産  運用管理費用(信託報酬(投資信託))  投資信託  有価証券(金融商品取引法)  預金
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