金融用語辞典
更新日:20150325

投資者保護基金

 とうししゃほごききん
 証券会社等(金融商品取引業者)が破綻すると、市場機能が阻害されたり、投資家に予期せぬ損害を与えたりします。金融商品取引法(金商法)は、そのような事態を避けるために、金融商品取引業者に顧客資産の分別管理義務を課しています。ところが、金融商品取引業者がこの義務を怠るなどした場合、破綻時には顧客資産の返還ができないような事態等が生じる可能性があります。そうした場合に、投資家を救済し、かつ市場機能を維持するため、金商法は投資家保護基金の制度を設けています。
 基金による救済には、主に、一般顧客への支払(最高限度額一顧客当たり1,000万円)と金融商品取引業者に対する融資の2つがあります。基金の会員は金融商品取引業者に限定され、第一種金融商品取引業者は加入の義務を負います。なお、2012年の法改正により、基金の目的および業務範囲が商品関連市場デリバティブ取引やその付随的な取引まで拡充されるとともに、業務範囲を限定する旨を定款で定めることができるようになりました。
 破産  弁済  金融商品取引法  顧客資産の分別保管  債権  証券会社  登録
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