金融用語辞典
更新日:20130325

倒産

 とうさん
 Bankruptcy
 一般に倒産とは、返済すべき借入金等の債務を払えなくなり、企業活動の続行が不可能になった状態をいいます。倒産の種類には、大きく分けると「銀行取引停止処分」「法的整理」「私的整理」の3種類があります。
 銀行取引停止処分とは、企業が資金不足を理由に手形小切手について6か月以内に2回の不渡りを出した場合の、手形交換所による処分です。処分日から2年間にわたって同一手形交換所に加盟している金融機関との当座取引および借入れができなくなります。事実上の倒産です。
 法的整理とは、会社更生法民事再生法、破産法、特別清算による法的手続きに従って裁判所の管轄下で倒産処理を図る手続きです。将来の再建を目指す再建型倒産と、資産を債権者に分配し清算する清算型倒産に分類できます。
 私的整理とは、法的手続きを取らず、債権者と債務者との自主的協議により、債務の棚上げ等を行い、会社を清算する方法です。一般的には、私的整理のほうが回収額は多くなるため、債権者等は先ず私的整理を、続いて法的整理を選択する傾向があります。
 倒産に至る要因について、外部要因、内部要因に分けてみてみると、まず倒産の外部要因としては、販売先の倒産(連鎖倒産)、販売先への売掛期間の長期化、競合企業の出現、代替品の出現、制度の変更、為替差損の増大などがあります。一方、倒産の内部要因としては、赤字受注、赤字生産、過剰な事業拡大、過剰設備、過剰在庫、投融資の失敗、コンプライアンス違反、人材の流出などがあります。
 破産  不渡り  弁済  法的整理  会社更生法  銀行取引停止処分  小切手  民事再生法  産業再生法  債務  私的整理  手形
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