金融用語辞典
更新日:20150225

敵対的TOB

 てきたいてきてぃーおーびー
 TOB(株式公開買付け)とは、会社の経営権を取得する目的で、株式を、市場を介することなく不特定多数の株主から買い集めることをいいます。敵対的と付くのは、相手側会社の経営者(取締役会)の同意を得ずに、ないしは得られずに、一方的に買収を仕掛けるケースです。わが国でもTOBは多く行われてきましたが、そのほとんどが被買収会社の取締役会の同意を得て行われる友好的TOBでした。ところが2000年以降、日本でも投資ファンドによる買付申込みを中心に敵対的TOBが発生するようになりました(ただし、これまでのところ大半は失敗しています)。
 わが国では、金融商品取引法の規定により、有価証券報告書の提出義務がある会社株式に対する買付けで、株券所有割合が3分の1を超える場合等には、原則として株式公開買付けの実施が義務付けられています。その際、買収側会社は新聞等で大々的に相手側会社の株式の買い取りを公募することになります。
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