金融用語辞典
更新日:20150225

低位株ファンド

 ていいかぶふぁんど
 低位株ファンドとは、投資対象が「低位株」中心になっている株式投資信託のことです。低位株とは、株価水準が低く、かつ比較的企業規模が大きく、発行済み株式数も多い銘柄のことです。明確な基準はありませんが、業種別では繊維、化学、鉄鋼、非鉄、造船、海運、ガスなどに属する、旧来型の企業で市況産業型や内需型の企業が多くなっています。また、これら企業は、全般的に大型株で、成長性が乏しい銘柄が多いといえます。投資対象銘柄の選別は各投信会社によって異なっており、目論見書を見ると、「上場・店頭登録銘柄のうち、株価水準が下位3分の1に属する銘柄群」や「株価の低い順に何銘柄」となっています。低位株について注意が必要なのは「低位株=割安株」ではないということです。割安株というのは、その企業の業績や資産価値と比べて、株価が安い銘柄のことで、絶対水準としての株価が低いものとは限りません。一方、低位株というのは、あくまでも株価が低い銘柄のことです。ただ、これら銘柄は業績の悪化から、株価が低迷しているのであり、倒産等の信用不安が発生しない限り下値の水準にあるといえます。そのため、企業業績等が回復した場合、株価上昇率が高くなる可能性が高く、長期投資の観点に立てば投資妙味がある銘柄と考えることもできます。
 大型株(中型株、小型株)  発行済株式数  株式投資信託  投資信託説明書(目論見書)  下値  上場  低位株
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