金融用語辞典
更新日:20150125

貯金保険機構

 ちょきんほけんきこう
 貯金保険機構(農水産業協同組合貯金保険機構)とは、貯金者等の保護と信用秩序の維持を目的に、農水産業協同組合貯金保険法に基づき設立された認可法人のことです。貯金保険機構が保険の対象としているのは、農業協同組合、漁業協同組合、信用農業協同組合連合会、信用漁業協同組合連合会、農林中央金庫です。これら貯金保険制度に加入している農水産業協同組合は、信用事業以外に、経済・共済事業等も兼業していることから、銀行等他の金融機関と事業内容が大きく異なっており、そのため、銀行や信用金庫信用組合が加入している預金保険機構とは別に、貯金保険機構が設立されています。貯金保険機構の運営原資は農水産業協同組合からの保険料です。保険料の金額は、貯金等の残高に応じて計算されます。貯金保険機構は、貯金保険制度加入者が万が一経営破綻した場合、特定貯金(当座貯金、普通貯金、別段貯金)については元本とその利息の全額を、その他貯金等(特定貯金以外の保険対象貯金)については、貯金者1人当たり1,000万円までの元本とその利息を保険金として支払います。また、保険金の支払いに時間を要する場合は、貯金者等からの請求に基づいて、当座必要な資金として、仮払金(普通貯金1口座当たり、60万円を限度)を支払うことができます。貯金保険機構は、この他に、農水産業協同組合の経営破たんを未然に防止するため、合併、信用事業の譲渡等、経営困難組合を救済する組合に対し、欠損金の処理等に必要となる資金援助も行います。
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