金融用語辞典
更新日:20150125

中期国債ファンド

 ちゅうきこくさいふぁんど
 中期国債ファンドは、1980年1月から販売が開始された普通預金に類似する投資信託です。中期国債ファンドが誕生した当時、国内の公社債市場は国債の大量発行で、供給過多となり、中期利付国債の販売は不振を極めていました。このような環境の中、中期利付国債の消化と、米国で発展してきたMMF(マネー・マーケット・ファンド)に類似した流動性と好利回りを提供する目的で開発されたのが中期国債ファンドです。中期国債ファンドは、その収益性と利便性から、販売開始と同時に投資家の人気商品となり、預貯金から投資信託への資金移動を引き起こすなど、日本の金融革命の引き金となりました。しかし、2001年4月から運用対象の非上場債を時価で評価することになり、それまでの予想分配型から実績分配型になりました。その結果、MMFとその商品性の相違点がほとんどないといった理由から、中期国債ファンドの取扱いを止めた運用会社もあります。
 
種  類公社債投資信託(追加型)
信託期間無期限
募集単位1円以上1円単位(当初1口=1円)
代金支払い申込受付日の翌営業日が設定日(通常は申込受付日当日に支払い)
分配方法日々決算を行い、元本超過額を分配(分配金は運用実績により日々変動)、毎月末最終営業日に一括再投資
換金方法いつでも解約可(解約は1円単位)、代金の支払いは申込日の翌営業日(キャッシング制度あり)
※買付日から30日未満の解約は、1万口につき10円の信託財産留保額を控除
課税方法源泉分離課税20%(マル優適格)
運用対象わが国の中期利付国債を中心に中・短期債を主要投資対象として運用
 MMF(マネー・マーケット・ファンド)  普通預金  キャッシング制度(MMF等)  公社債投資信託  国債  流動性  信託財産留保額  投資信託
戻る