金融用語辞典
更新日:20180626

大災害債券

 だいさいがいさいけん
 大災害債券とは、投資家が自然災害リスクを引き受ける債券のことで、カタストロフィボンドあるいはキャット(CAT)ボンドとも呼ばれています。投資家が、地震、台風、ハリケーン、洪水、火山噴火などの自然災害の発生リスクを引き受ける見返りに、相応のリターンを得る仕組みになっています。大災害債券の多くは、損害保険会社などが、自然災害が発生したときに保険金の支払いに充てるために発行されています。大災害債券は、値動きが株式や債券などの伝統的な金融商品との相関が低いことから、分散投資先の1つにもなっています。
 一般的には、対象となる自然災害が償還期限までに発生しなければ、投資家は元本と利子を受け取ることができます。一方、自然災害が発生した場合には、損失を被る(元本の一部もしくは全額が減額される)リスクがあります。そうしたリスクを分散するために、投資家はいくつかの大災害債券を組み入れたファンド(大災害債ファンド)に投資するのが主流となっています。
 大災害債券は、損害保険会社のほか、米国の鉄道会社、空港・港湾・有料道路等の運営会社や国際機関の国際復興開発銀行(IBRD)なども発行しています。
 キャット・ボンド(カトストロフィ・ボンド)
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