金融用語辞典
更新日:20181227

対内証券投資

 たいないしょうけんとうし
 inward portfolio investment
 非居住者が資産運用の一環としてわが国の株式債券、投資信託等に投資することをいいます。第2次大戦後、わが国では長期間、資金・資本の国際取引は原則禁止とされ、事案ごとの大蔵大臣による認可制がとられていました。
 しかし、1980年の外国為替及び外国貿易法の改正(新外為法)により、海外との資金・資本取引が原則自由となり、認可制から事前届出制に変わりました。1998年には外為法が改正され、外国為替取引の事前届出制が廃止され、海外との直接的な金融取引はほぼ完全に自由化されました。
 非居住者による対内証券投資はその多くが株式で、相場の転換期にはいち早く売り越す動きが見られますが、基調としては買越しが続いています。今日では非居住者による日本株式の保有比率が30%程度になり、流通市場でもその動きが株価変動要因として注視されています。
 株式に比べると債券の取引は低調ですが、中長期債を中心に保有されています。債券保有高は年によって大きく変動しています。
 地域別では、米国投資家が日本株式重視、欧州投資家が日本債券重視の傾向があるといわれています。
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