金融用語辞典
更新日:20141225

対外直接投資

 たいがいちょくせつとうし
 direct investment
 対外直接投資とは、経営に影響力を発揮することを目的として外国会社に投資することをいいます。投資の形態としては、(1)既存会社の株式取得などによる完全取得、(2)会社の新設または既存会社への出資、(3)5〜10年にわたる長期貸付けなどがあります。その目的は、国内での投資収益率と海外でのそれとの格差を取得するところにあります。本国からの貨幣の持出し以外にも特許、実用新案、商標といった無形資産の出資や経営管理上の知識・ノウハウなどの提供が含まれ、企業経営にとって有益なさまざまな資源が一括して移動するという点で大きな特徴があり、証券投資といった間接投資が値上がり益や利回り採算を目的としているのとは大きな違いがあります。直接投資は、受入れ国の雇用増加ひいては国民所得の増加をもたらすほかに、現地企業の技術水準の向上や経営の効率化をもたらすというメリットがありますが、反面、非効率な現地企業の破綻を招き、失業者を増やすというデメリットもあります。:
 貨幣  会社  国民所得(NI)  投資収益率
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