金融用語辞典
更新日:20100615

タックス・ヘイブン

 tax haven
 タックス・ヘイブンとは、日本語では軽課税国、租税回避地などと訳されており、法人税や利子・配当税などがゼロ、もしくは大幅に軽減されているか、税法上の特典などがある国や地域のことをいいます。こうした国・地域には、企業などが主として課税回避もしくは軽減のために、実際上の本社機構とは別に、名目的な本社等を設立しています。ルクセンブルグのほか、ケイマン諸島、バハマ、キュラソー、バミューダ諸島など、カリブ海周辺の島々が有名で、便宜地籍船などで古くから知られているパナマもタックス・へイブンです。わが国では、1978年、タックス・ヘイブン税制が取り入れられ、これら外国法人子会社等の所得を、その保有する持ち株に応じて、国内法人の所得に合算して課税することになっています。また、タックス・ヘイブンは、国際的に課税回避の目的以外に、マネー・ローンダリング(資金洗浄)などの温床になっているとされ、国際的な監視・防止の対象にもなっています。
 オフショア市場  法人税  ケイマン諸島  マネー・ローンダリング  所得
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