金融用語辞典
更新日:20131225

貸借対照表(B/S)

 たいしゃくたいしょうひょう(びーえす)
 Balance Sheet
 貸借対照表(Balance Sheet、略称B/S)とは、ある一定時点、すなわち決算日現在(たとえば3月31日)に、会社が持っている財産や債務等のストック(残高)を一覧にまとめたもので、会社の財政状態を示したものです。損益計算書、キャッシュ・フロー計算書、株主資本等変動計算書およびこれらの付属明細書などと合わせて財務諸表(会社法では、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、個別注記表などを合わせて計算書類)と呼ばれています。貸借対照表は、「資産(資産の部)」「負債(負債の部)」「純資産(純資産の部)」の3部から構成されています。「資産」「負債」「純資産」を貸借対照表の簿記の3要素といいます。
 貸借対照表の表示方法については、金融商品取引法(財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則)では、資産、負債、純資産の順に上から下へ配列する方式の「報告式」で表示することになっています。一方、会社法による開示では、一般に左側(借方)に資産、右側(貸方)に負債と純資産を記入する「勘定式」が採用されています。勘定式では、左側の資産は、調達された資金が営業活動を行うためにどのような資産に転化され、運用されているかを示し、右側では、会社が調達した資金を源泉別に、どのような形態で調達したのかを示しています。
  いずれの方式でも、通常、流動性の高い資産・負債から流動性の低い資産・負債へと並べる「流動性配列法」が採られています。ただし、例外的に電力会社のように固定資産が特に重要な場合は、固定資産が先に配列される「固定性配列法」が採用されています。
 なお、貸借対照表の簿記の3要素、資産、負債、純資産には、「純資産等式:資産−負債=純資産」「貸借対照表等式:資産=負債+純資産」のような関係式が成り立ちます。貸借対照表の借方の資産の総額と貸方の負債と純資産の合計総額は、常に等しいことを表しています。
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