金融用語辞典
更新日:20141225

損害賠償

 そんがいばいしょう
 損害賠償とは、民法上で、債務の不履行や不法行為によって債権者や被害者に対して与えた損害を賠償することをいいます。債務者がその債務の本旨に従った履行をしないときには債権者はその賠償を請求することができますし(民法第415条)、故意または過失などの不法行為によって他人の権利を侵害した者は、その損害を賠償する責任を負います(第709条)。このほかにも法律の規定により損害賠償が認められるケースは少なくありません。損害の内容が財産的なものであれ精神的なものであれ、別段の意思表示がない場合には金銭による賠償が原則となりますが(第417条)、新聞の謝罪広告のように、損害賠償とともに、または損害賠償に代えてその名誉を回復するのに適当な処分が命じられることもあります(第723条)。
 損害賠償の請求は、不法行為等によって損害を受けた本人が行うほか、被害者の父母や配偶者、子などにも請求権があります。また、被害者の胎児も損害賠償の請求権についてはすでに生まれているものとみなすとしています(第721条)。
 意思表示  不法行為  過失  故意  債務
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