金融用語辞典
更新日:20160606

損益通算

 そんえきつうさん
 損益通算とは、所得税の申告において、2種類以上の所得があり、1つの所得が黒字で他の所得が赤字といった場合に、各所得の黒字と他の所得の赤字とを一定の順序に従って、差引計算することをいいます。所得税では、所得の種類を10種類に区分し、原則としてそれぞれのグループごとに所得を計算する仕組みになっています。損益通算は、この原則の例外であって、不動産所得事業所得譲渡所得および山林所得の金額の計算上生じた損失については、他の所得からこれらを差し引いて所得金額を計算することができるというものです。ただし、不動産所得の赤字のうち、土地等取得のための借入金利子部分については損益通算ができません。株式等や公社債等の譲渡損失は損益通算の対象外ですが、上場株式等および特定公社債等の譲渡損失は、申告分離課税を選択した上場株式等の配当所得および特定公社債等の利子所得と損益通算することができます。また、生活に通常必要でない動産譲渡による損失は、他の譲渡所得との差引計算はできますが、その他の所得との損益通算はできないなど、いくつかの適用除外があります。
 不動産所得  山林所得  事業所得  譲渡所得  所得  所得税  譲渡  損益通算(株式等の譲渡所得等)  動産
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