金融用語辞典
更新日:20141125

政府貨幣

 せいふかへい
 政府貨幣とは、政府が発行する通貨のことで、「通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律(通貨法)」では、日銀券の補助通貨(額面の20倍まで使用可)と規定されています。現在、500円、100円、50円、10円、5円、1円のコインが中心ですが、このほかに国家の記念事業として発行される「記念通貨(コイン等)」も政府貨幣です。また、貨幣の素材や形式などは政令で定めるため、金属を鋳造するコインのほかに紙幣での発行も可能です。
 政府貨幣を発行した場合は、製造原価との差額は「造幣益」として、国家の収益となるところが、日銀券との大きな違いです。つまり、政府貨幣を発行しても国家の負債が増加することにはならないため、景気対策等で政府貨幣の発行によって調達した資金を活用する、という案が折に触れて提言される要因にもなっています。
 貨幣  日銀券  収益  政令  通貨
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