金融用語辞典
更新日:20151031

世界大恐慌

 せかいだいきょうこう
 Great Depression
 世界大恐慌は1930年代に世界規模で発生した深刻な不況を指しています。世界経済はこれまで、幾度も不況を経験してきましたが、(1)経済活動水準の落ち込みの深さ、(2)不況期間の長さ、(3)世界的な広がりの大きさ、の3点で1930年代の不況を凌ぐものはなく、このため、世界大恐慌という名が付けられています。
 この大恐慌の契機となったのは、「暗黒の木曜日」と呼ばれる1929年10月24日におけるニューヨーク証券取引所での株価大暴落です。株価はその後一時的に反発しましたが、海外からの資金引上げ、信用収縮によって、実体経済に深刻な影響を与えていきました。
 大恐慌の基本的原因については、マネーサプライの減少(ミルトン・フリードマン)、三つの景気循環の下降期の重なり(シュンペーター)、など諸説あります。ただし、不況がこれほど深刻化した原因としては、当時の金融システムが金本位制であったというシステム的な欠陥と各国当局の経済政策の不備(当時の政府は夜警国家と呼ばれていました)を挙げることができます。
 反発(反騰)・反落  不況  金融システム改革  景気循環  昭和恐慌
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