金融用語辞典
更新日:20151028

全国健康保険協会/協会けんぽ

 ぜんこくけんこうほけんきょうかい/きょうかいけんぽ
 Japan Health Insurance Association
 全国健康保険協会とは、国(旧社会保険庁)が運営していた政府管掌健康保険(政管健保)の財政悪化や一連の医療保険制度の改革、旧社会保険庁の諸問題発覚による廃止・解体などに伴い、政府管掌健康保険の業務を引き継ぐため2008年10月1日に設立された公共法人で、この協会が運営する健康保険の愛称を「協会けんぽ」といいます。
 全国健康保険協会は、非公務員型の法人として設立された保険者で、職員は公務員ではなく民間職員です。協会の理事長や各都道府県の支部長もすべて民間出身者が登用されています。
 民間企業の従業員やその被扶養者が加入する医療保険には、組合管掌健康保険と協会けんぽの2種類があり、これらを総称して「健康保険」または「職域保険」などと呼びます。このうち、組合管掌健康保険は、大企業などの従業員やその家族を対象として、各企業が単独、あるいはいくつかの企業でグループを作って健康保険組合を設立し、運営されています。これに対して、協会けんぽは、健康保険組合を持たない中小企業等の従業員やその家族を対象としています。
 なお、協会けんぽの被保険者資格の取得・喪失、保険料の納付などに関する手続き(任意継続被保険者に関することを除く)は、年金事務所(旧・社会保険事務所)が窓口となっています。また、医療機関で受診した場合の自己負担の割合や高額な医療費の場合の負担の限度額、傷病手当金などの現金給付の金額や要件など、健康保険の給付の内容は、従来の政管健保と変わらないようにされています。なお、2009年9月から、医療費にかかる一般保険料は、全国一律から都道府県ごとに設定されるようになっています(介護保険料は全国一律となっています)。
 被保険者  法人  健康保険  国民健康保険  任意継続被保険者制度(健康保険)
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