金融用語辞典
更新日:20181115

生活保護法

 せいかつほごほう
 生活保護法とは、憲法第25条に規定する理念に基づいて、国が生活に困窮するすべての国民に対し、その困窮の程度に応じ、必要な保護を行い、その最低限度の生活を保障するとともに、その自立を助長することを目的に、1950年に制定されたものです。この法律において、すべての国民は、一定の要件を満たす限り、無差別平等に保護を受けることができるとしており、保障される最低限度の生活は、健康で文化的な生活水準を維持することができるものでなければならないとしています。また、保護はあくまで被保護者の資産、能力等を補足するものという補足性をうたっています。保護の種類には生活、教育、住宅、医療、介護など8種類あり、その適用は申請主義を原則とし、保護基準は厚生労働大臣が定め、世帯単位の保護を中心に据えています。なお、2013年12月、生活保護法は60余年ぶりの大幅な改正が行われ、翌2014年7月1日に施行されました。主な改正内容は、就労による自立の促進、健康・生活面等に着目した支援、不正・不適正受給対策の強化等、医療扶助の適正化などです。
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