金融用語辞典
更新日:20031201

スタグフレーション

 すたぐふれーしょん
 Stagflation
 スタグフレーションとは、景気停滞を意味するスタグネーション(Stagnation)と継続的物価上昇を意味するインフレーション(Inflation)から作られた造語で、景気停滞下においてインフレが併存している状態を指します。従来は、フィリップス曲線が示すように、失業率が高ければ物価上昇率は低くなり、失業率が低ければ物価上昇率は高くなるというように、失業率と物価上昇率はトレードオフ関係にあると考えられてきましたが、1970年代以降、特に第1次オイルショック時には、世界的に高い失業率と物価上昇が同時的に進行する現象が見られました。こうしたスタグフレーション発生の原因については、過大な総需要創出政策が採られたことにより人々のインフレ期待が高水準にとどまることや、石油危機などのように一時的な供給ショックによりインフレが発生し、需要の減少を通じて景気を停滞させるという2つの原因が考えられています。
 インフレーション  フィリップス曲線  景気  トレードオフ関係
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