金融用語辞典
更新日:20180626

住宅瑕疵担保履行法

 じゅうたくかしたんぽりこうほう
 住宅瑕疵担保履行法とは、正式には「特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律」といい、新築住宅を消費者に供給するすべての事業者(建設業者・宅地建物取引業者)に対して、売った住宅に欠陥があった場合に補償金等の支払いを確保できるように、保険への加入や補償金の供託などを義務付けた法律です。耐震住宅偽装が大きな社会問題となったことを背景に、2007年5月に制定されました(2009年10月1日より施行)。
 この法律の概要は以下のとおりです。(1)瑕疵担保責任履行のための2つの方法による事業者の資力確保の義務付け、(ア)供託〜新築住宅の事業者に対し、住宅品質確保法で定められた10年間の瑕疵担保責任をカバーするために、住宅の供給戸数に応じた保証金の供託を義務付け、または、(イ)保険〜新築住宅の事業者に対し、瑕疵があって補修等を行った場合に、事業者に保険金が支払われる保険制度への加入の義務付け、(2)保険の引受主体の整備〜瑕疵の発生を防止するための住宅の検査と一体として保険を行うため、国土交通大臣が新たに住宅瑕疵担保責任保険法人を指定、(3)紛争処理体制の整備〜住宅瑕疵担保責任保険契約に係る住宅の事業者等と住宅購入者等の紛争を迅速かつ円滑に処理するため、紛争処理体制を拡充する、などです。
 供託  住宅性能表示制度  住宅品質確保法  担保
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