金融用語辞典
更新日:20180626

集団投資スキーム

 しゅうだんとうしすきーむ
 collective investment scheme
 集団投資スキームとは、投資資金を集めて特定の投資対象に投資し、そこから上がる収益を分配する仕組みをいいます。2006年に旧証券取引法を抜本的に改正増補して制定された金融商品取引法において、はじめて導入された概念です。集団投資スキームの機能と仕組みを活用する商品・サービスとしては、証券投資信託が典型ですが、そのほかでは、商品ファンド、不動産ファンド、実績配当型の金銭信託商品、SPC(特別目的会社)等を通じた証券化商品、プロジェクト・ファイナンス、投資事業組合、変額保険等の投資性を持った商品、確定拠出型年金などが該当するとされています。
 旧・証券取引法にはこうした用語はなく、投資信託だけが規制の対象となっていました。しかし、金融自由化の進展や金融技術革新に伴って民法に規定する組合、商法に規定する匿名組合のほか有限責任投資事業組合などさまざまな形式をとる投資主体が現れてきました。投資信託についても会社型投信の実現に伴い、より包括的な投資法人に組み替えられるなどの変化がありました。そこで、金融商品取引法においては、これら投資主体を網羅的に包含しかつ規制できる体系を作り上げました。
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