金融用語辞典
更新日:20141025

信託の種類

 しんたくのしゅるい
 信託は、私有財産制度が確立する古い時代から極めて多様な発展を遂げてきており、不法・不可能でない限り、あらゆる財産権について可能であるとされ、その形態も多種多様です。まず、信託の制度上からは、その目的が、宗教・慈善・学術など公益にかかわるか、私益かによって「公益信託」と「私益信託」に、委託者と受託者の間の契約によるか委託者の遺言によるかによって「契約信託」と「遺言信託」に、受益者に誰がなるかによって「自益信託」と「他益信託」に、営業によるかどうかによって「営業信託」と「非営業信託」に、さらに、「個別信託」と「集団信託」、「設定信託」と「法定信託」、「受動信託」と「能動信託」といった分け方もあります。わが国の場合は「営業信託」を中心に発展してきたため、一般的に信託の種類という場合は、旧・信託業法に基づく商品として、「金銭の信託(金銭信託や貸付信託、証券投資信託など)」「有価証券信託」「金銭債権の信託」「動産信託」「不動産とその定着物の信託」「包括信託」などに分類されています。なお、2004年12月に施行された新しい信託業法では、信託の引き受けの対象となる財産の範囲の限定は完全に撤廃されることとなり、信託法第1条に規定される財産権一般を信託財産の対象とすることができるようになりました。
 不動産  包括信託  貸付信託  金銭の信託  契約  公益信託  信託  信託財産  私益信託  動産  遺言  遺言信託
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