金融用語辞典
更新日:20181115

シンジケート・ローン

 syndicate loan
 シンジケートローンとは、幹事金融機関(アレンジャー)が顧客からの委任を受け、複数の金融機関(パーティシパント)を集めて協調融資団(シンジケート団)を組成し、顧客に対し、単一の契約書で、同一の約定条件により協調して融資を行う手法です。融資の実行後はシンジケート団の代理人(エージェント)が、返済の資金決済や顧客とシンジケート団との間の連絡調整等を行います。この手法のメリットとしては、交渉窓口をアレンジャーに一本化することによる事務負担の軽減、エージェントを通じた資金決済事務など事務管理負担の軽減、多額の資金の機動的な調達、アレンジャーによる招聘を通じた取引金融機関の拡大、借入条件の透明性の確保などがあげられています。
 シンジケートローンは、かつては主に開発途上国などの政府開発プロジェクトや国際的に知名度の高い一流企業等に対する国際的な協調融資で用いられていました。しかし、近年では純粋に国内の融資案件でもシンジケートローンが用いられるようになりました。これは大手銀行でも与信リスクを単独で丸抱えすることに躊躇するようになってきたことなどが要因です。
 金利  協調融資  ロンドン銀行間貸手金利(LIBOR)  リスク  ローン  シンジケート
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