金融用語辞典
更新日:20141025

商品ファンド

 しょうひんふぁんど
 商品ファンドとは、投資家から集めた資金を商品先物や金融先物などに分散投資し、その運用によって得た利益を投資家に還元する実績配当型の金融商品のことです。基本的なスキームは、投資信託と似ていますが、設定形態は投資信託と異なり「リミテッドパートナーシップ型」「匿名組合型」「任意組合型」「合同運用指定金銭信託型」のいずれかとなります。1991年の「商品投資に係わる事業の規制に関する法律」の成立によってわが国でも商品ファンドの組成や販売ができるようになりました。投資対象が先物中心となる商品ファンドでは、投資対象、投資手法、地域・時間分散を意識し、リスクの低減を図る工夫がなされています。具体的には、投資対象を貴金属・エネルギー・穀物といった商品先物や、金利為替などの金融先物など独自の要因で価格変動する商品を中心とし、幅広く分散投資されます。また、運用は、CPO(先物運用管理会社)がリスク管理手法を決定し、その手法に最適と判断した複数のCTA(先物運用顧問会社)に資金運用を委託する形で、投資哲学や手法が偏らない工夫がなされています。先物市場は世界数十か国で24時間取引されており、刻々と変化するさまざまな商品先物市場に機敏に対応することで、地域的・時間的分散が図られています。
 商品ファンドは、リスクの取り方により「積極運用型」と「元本確保型」に分類されます。前者はハイリスク・ハイリターンの積極運用を行います。後者は、償還に必要となる元本部分を金現先取引などで安定運用しながら確保し(保証ではない)、残りの資金で積極運用を行います。また、積極運用型の変形で、元本部分の一部(たとえば85%)を確保する「一部元本確保型」の商品ファンドもあります。
 LPS  ハイリスク・ハイリターン  分散投資  保証  為替  金融商品  金利  現先取引  合同運用指定金銭信託一般口  利益  リスク  リミテッドパートナーシップ  CTA(商品投資顧問会社)  CPO  投資信託
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