金融用語辞典
更新日:20151018

消費者物価指数(CPI)

 しょうひしゃぶっかしすう
 consume price index
 消費者物価指数とは、全国の世帯(家計)が購入する各種の商品(財やサービス)の価格の平均的な変動を測定するもので、ある時点の世帯の消費構造を基準に、これと同等のものを購入した場合に必要な費用がどのように変動しているかを示すものです。家計支出において重要で、価格変動の面で代表性がある600品目を対象として算出しています。
 消費者物価指数は人件費のウエイトの高いサービスの価格を含み、また原材料や中間財などは含まれておらず、経済活動の流れの中で最終消費者に近い所に位置しているため、景気に対して企業物価指数ほど敏感には反応しないという傾向があります。
 消費者物価指数の対象に多く含まれているサービスの価格は、財の価格に比べてコストに占める人件費の割合が高く、人件費は財の価格よりも下がりにくいため、財の価格が低下しても、それほど低下しない傾向があります。また、消費者物価指数の対象は世帯が購入するものであるため、原油などの原材料、電気部品などの中間財、建設機械などの設備機械は含まれていません。したがって、これら財の価格が変動しても、消費者物価には、間接的にしか影響を与えません。
 消費者物価指数は、原則として毎月26日が属する週の金曜日に総務省から公表されます。公表内容は、全国の前月分指数と東京都区部の当月中旬速報値です。また、12月分および3月分公表時には、年平均指数および年度平均指数がそれぞれ公表されます。
 卸売物価指数(WPI)  物価  企業物価指数(CGPI)  景気  GDPデフレーター  中間財  輸出入物価指数
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