金融用語辞典
更新日:20180626

譲渡所得

 じょうとしょとく
 譲渡所得とは、資産の譲渡による所得のことです。一般に、土地、建物、株式、ゴルフ会員権などの資産を譲渡することによって生ずる所得をいいます(事業用の商品などのたな棚卸資産や山林の譲渡、減価償却資産のうち使用可能期間が1年未満のものや取得価額が10万円未満のものなどの譲渡を除く)。なお、ゴルフ会員権などの譲渡所得は総合課税扱いとなり、株式新株予約権付社債、新株予約権証券、土地・建物等の譲渡所得は、他の所得の金額と区分して税金を計算する分離課税扱いになります。
 譲渡所得のうち、株式土地・建物等以外の資産を譲渡したときは、譲渡益=短期譲渡所得の総収入金額−(取得費+譲渡費用)+長期譲渡所得の総収入金額−(取得費+譲渡費用)、譲渡所得の金額=譲渡益−特別控除額(最高50万円)となります。短期譲渡所得とは所有期間が5年以下の資産を譲渡することにより生ずる所得で、長期譲渡所得とは所有期間が5年を超える資産を譲渡することにより生ずる所得をいいます。特別控除額は、短期譲渡所得と長期譲渡所得の合計で50万円までです。
 土地・建物および株式等以外の資産を譲渡したことによる所得は、他の所得、たとえば給与所得などと合計して総所得金額を求め、所得控除の合計額を控除し、その残額に所得税の税率を乗じて税額を計算します。なお、総所得金額を求めるときに合計する所得金額は、短期譲渡所得の金額はその全額ですが、長期譲渡所得の金額はその2分の1に相当する金額となります。
 一時所得  配当所得  不動産所得  分離課税  株式  給与所得  利子所得  雑所得  山林所得  事業所得  所得  所得税  新株予約権付社債  譲渡  ゼロ・クーポン債  総合課税  退職所得  土地
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