金融用語辞典
更新日:20130319

商業銀行

 しょうぎょうぎんこう
 commercial bank
 商業銀行とは、一般に、受け入れた短期の預金を主たる資金源として、比較的短期の商業金融を行う銀行をいいます。預金銀行(Deposit Bank)ともいいます。歴史的には、商業銀行は18世紀の英国で誕生し、その後各国において発達してきた金融機関の形態であり、事業法人・機関投資家等を相手に資金調達業務やM&A(買収・合併)のアドバイザリー業務などを行う投資銀行(Investment Bank)や長期金融業務と証券業務を兼営するユニバーサル・バンク(Universal Bank)などと対比して用いられる言葉です。
 従来、わが国では、商業銀行という用語は長期信用銀行と区別するため法律上などで使われていましたが、2006年4月に長期信用銀行法に基づく長期信用銀行がすべて消滅したことから、現在は、都市銀行地方銀行第二地方銀行を含む)、在日外国銀行を総称して商業銀行と呼んでいます。ただし、定期性預金などによる長期金融を行っている銀行は厳密な意味では商業銀行とはいえないとする説もあります。
 銀行業務に関して、短期の預金等で調達した資金は、短期の商業貸付けのような流動資産を中心に運用すべきであるとする考え方を、商業銀行主義(もしくは預金銀行主義)といいます。すなわち、企業の工場建設のような設備投資などに伴う事業信用は長期でリスクが大きいのに対して、商業取引の裏付けのある商業信用は相対的にリスクが小さいことから、商業銀行はこのようなリスクの小さい業務に専念すべきであるという考え方です。
 第二地方銀行  地方銀行  定期性預金  投資銀行  都市銀行  ユニバーサル・バンク  預金
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