金融用語辞典
更新日:20141025

自由金利

 じゆうきんり
 自由金利とは、金融市場における資金の需要と供給の関係で自由に決まる金利のことです。これに対して、日本銀行などの金融政策当局によってその水準が決定される金利を「規制金利」といいます。代表的な規制金利の1つは、基準割引率及び基準貸付利率(従前の「公定歩合」)ですが、金融自由化がなされる以前は公定歩合のみならず、貯金、預金、金銭信託、貸付信託等のほとんどすべての金融商品金利が、多かれ少なかれ規制金利となっていました。預貯金等の残高が少ない時代においては、需給関係で金利が自由に決まると、資金需要が強くなった場合、限られた資金の取合いから、金利が急騰し、経済活動に悪影響を及ぼす可能性もあったため、金利を比較的低位に規制する必要がありました。
 しかし、国民の保有する預貯金の残高が増大している現在においては、金利メカニズムを活用し、資金をより効率的に利用することが経済の発展のために必要との認識から、金利の自由化が段階を追って進められ、今では基準割引率及び基準貸付利率(従前の「公定歩合」)などごく一部を除いて、ほとんどの金融商品金利は市場で決まる自由金利となっています。
 規制金利  金融市場と証券市場  金融商品  金利  基準割引率及び基準貸付利率(公定歩合)  預金
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