金融用語辞典
更新日:20151031

シャープ・レシオ

 Sharpe Ratio
 シャープ・レシオ(Sharpe ratio)は、米国の経済学者で、資本資産評価モデル(CAPM)の創始者であるウイリアム・シャープ博士が考案した、リスク調整後リターンの代表的な指標です。シャープ・レシオは、ファンドが負担したリスクに対し、リターンリスク1単位当たりのリターン)がどれだけあったかを示すもので、その数値が大きいほど評価は高くなります。具体的には、ファンドの収益率リターン)から無リスク資産の収益率(通常コールレート等の短期金利を使用します)を除いた「超過収益率」をファンドのリスクである収益率標準偏差で除すことで、リスク調整後のリターンを求めます。シャープ・レシオを求める式は、次のようになります。
 
 シャープ・レシオ=  ファンドの収益率−無リスク資産の収益率 
ファンドの標準偏差

 なお、リターンがマイナスになった場合、リスク標準偏差)が大きいほど、シャープ・レシオのマイナスの値は小さくなるため、注意が必要です。
 シャープ・レシオのようなリスク調整後リターンを用いた評価は価格変動が伴うファンドの評価に適しているといえます。つまり、ファンドの投資パフォーマンスを評価する場合、単に収益性だけを見るのではなく、リスクに対してどれくらいのリターンが得られているのかを知ることが重要となるからです。
 安全資産  インカム・ゲイン  パフォーマンス評価  標準偏差  コール・レート  リスク  リターン  ジェンセンのα’(アルファ・プライム)  資本資産評価モデル(CAPM)  収益率  トレイナーの測度
戻る