金融用語辞典
更新日:20180626

死亡退職金

 しぼうたいしょくきん
 死亡退職金とは、勤労者(被相続人)の死亡後、3年以内に支給が確定した退職手当金等(退職金や功労金)のことです。死亡退職金は、被相続人が死亡時に所有していた財産ではないものの、相続人が受け取ることができるものであることから、「みなし相続財産」として相続税の課税対象となります。ただし、死亡退職金は、残された遺族に対する生活保障のためのものでもあることから、すべての相続人が受け取った退職手当金等の合計額が、非課税限度額(=500万円×法定相続人数)以下の場合には課税されず、この限度額を超える部分についてのみ相続税の課税対象となります。
 その相続人の課税される退職手当金等の金額は、(その相続人が受け取った退職手当金等の金額)−(非課税限度額)×(その相続人が受け取った退職手当金等の金額)÷(すべての相続人が受け取った退職手当金等の合計額)、の算式により計算されます。
 なお、被相続人の死亡後3年超の期間を経てから支給が確定した退職手当金等は、相続財産としてではなく、受け取った遺族等の一時所得として所得税等の課税対象となります。
 一時所得  被相続人  みなし相続財産  死亡保険金  所得税  相続税  相続税の課税財産  相続人
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