金融用語辞典
更新日:20151031

Jカーブ効果

 じぇいかーぶこうか
 J curve effect
 Jカーブ効果とは、為替の変動(円安、円高)が輸出入の数量に十分な影響をもたらすまでの短期的な期間内において、外貨建ての輸出額が想定される方向とは逆の方向に向かうことをいいます。タテ軸に外貨建て輸出額、ヨコ軸に時間をとった場合に、外貨建輸出額のグラフが、ちょうどアルファベットのJの字に似た形になることから、こう呼ばれています。仮に、円ドルの関係で円安が進行した場合で見ると、ドル建ての輸出額は、いったん円安の進行分だけ減少します。輸出数量の変動よりも為替変動による換算額の変化のほうが上回るためです。しかし、内外価格差変動による需要の調整効果が出て、次第に輸出数量が増加するとともにドル建ての輸出額も増加して行きます。なお、逆に円高に向かった場合は逆の形状になるため、これを逆Jカーブ効果と呼んでいます。
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