金融用語辞典
更新日:20060428

三空

 さんくう
 「三空とは、相場が相当(1か月以上)上進し、ますます人気旺盛にして空間を生じ、上放れが3回連続するをいう。この場合、3度目の放れ線に、かぶせ線または寄引同事線出ずれば大天井なり。而して三空に複線・単線あり」という言葉が伝えられています。
 
単線複線

 つまり、空(窓)が、3回連続して表れるものを「三空」といい、これには複線と単線があります。複線とはあまり間隔を置かず若干のもみあいも含めて空が3つ形成されるもので、単線とは3日連続して空が出現するものです。
 一空目は、それまでの相場を一変させるような新たな買い材料と、有力な買い方が出現したと考え、強力な買い信号とみます。
 二空目は、その相場に弾みがついて買い方の買い乗せが活発になると同時に、売り方の踏みも始まったとみます。
 三空目は、上昇相場に買い遅れまいとする成行買いの増加と、売り方の総踏みが重なったとみます。これにより、三空目は、買いエネルギーが出尽くした状態と考えることもできます。そのため、三空目のあとは、買い方同士のつぶしあいだけの状態になり、天井が近いと考えられます。
 この三空の後、かぶせ線や寄引同事線がでれば、売りシグナルとみます。これは、相場格言で、上げ相場の時には「三段踏み上げには売り向え」といわれているものです。この反対が「三空叩き込み」といわれるパターンです。これは買いシグナルと見るもので、下げ相場での三空目あたりは買い方の投げと、売り方の売り崩しによって、相場は大底をたたく可能性が高いと見るものです。
 上げ相場  上放れ  大底  踏み(相場)  窓(相場)  投げ(相場)  材料  下げ相場  酒田五法  天井
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