金融用語辞典
更新日:20140825

債権

 さいけん
 債権とは、債権者が債務者に対し給付を要求することのできる権利のことをいいます。給付とは、債務の内容のことであり、債務者の行為のことを指します。売買契約において相手方に代金や商品・土地などの引渡しを請求したり、貸した金銭の返還を請求したり、被用者に対して労務の提供を請求することなどの権利が債権です。また、債権の給付には、相手が一定の行為をしないことを請求する権利(不作為の債権)も含まれます。こうした権利を持つ者のことを債権者といい、反対にその請求に応える義務(債務)がある者のことを債務者といいます。物権が特定の物に対する支配権であるのに対して、債権は人に対する一定の行為の請求を内容とする財産権です。また、物権には物に対する直接的な支配権として第三者の介入を認めない排他的な性格がありますが、債権には他人に対して一定の行為を行うことを請求できるだけで、排他性がないという特徴があります。
 売買契約  物権  債務  土地
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