金融用語辞典
更新日:20180409

財投債

 ざいとうさい
 財投債とは、財政融資資金の運用財源に充てるために、国が発行する債券であり、国債の一種です。財投債の発行収入は、財政投融資特別会計財政融資資金勘定の歳入の一部となり、歳出として財政融資資金に繰り入れられます。
 財投債の商品性は、通常の国債と同じで、発行も通常の国債と合わせて行われているので、金融商品としてみた場合は、通常の国債とまったく変わりません。発行限度額についても、国会の議決を受けなければならない点で通常の国債と同じであり、各年度の国債発行計画の中においても、国債の一種として位置づけられています。
 ただし、財投債はその発行によって調達された資金が財政融資資金の貸付けの財源となるとともに、利払いや償還財源は財政融資資金の貸付回収金によって賄われる点で、一般会計などの歳出の財源となり、償還が租税などによって賄われる通常の国債とは異なります。
 なお、財投債は、国連が定めた経済指標の統一基準に基づく国民経済計算体系(SNA)上は、現在、公的企業に分類されており、一般政府の債務には分類されていません。
 国債  財政投融資  資金運用部
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