金融用語辞典
更新日:20140825

最低資本金制度

 さいていしほんきんせいど
 2006年施行の会社法においては、最低資本金制度は廃止されることとなり、資本金の額は設立時も会社成立後も1円でもよいこととなりました。資本金という概念は具体的な財産を表すものではなく、あくまで会社債権者に対して責任財産を確保するための基準とされるものです。会社法では、資本金に準備金を加えたものを会社財産として維持することとしており、原則としてそれを越える部分に限り剰余金として配当に回すことを認めています(会社法第453条)。ただし、300万円を下回る場合には配当をすることができません(第458条)。
 会社法施行以前は、1991年の改正商法施行によって導入された最低資本金制度によって、株式会社は資本金の最低額を1,000万円以上、有限会社の最低資本金は300万円と定められていました。会社はその債権者保護のため、資本充実・維持の原則にしたがって最低資本金を維持する必要があるとの趣旨からです。
 会社  資本金  剰余金  有限会社
戻る