金融用語辞典
更新日:20151028

レバレッジ

 leverage
 レバレッジとは、てこ作用(効果)とも呼ばれます。小さな力で大きな効果を生み出す現象をいいます。投資や経営の分野で広く見られます。
 
(投資)
 証拠金を差し入れ、その何倍、何十倍もの資金を借り入れて投資をすることにより、大きな利益獲得を狙うことが行われます。予想がはずれた場合には、逆レバレッジが働いて、多額の損失を蒙ります。株式信用取引は現物を対象としてレバレッジを効かせたものですし、株式債券外国為替、商品の先物、オプションはいずれも証拠金取引でレバレッジを効かせています。仮に証拠金率を5%とすると取引金額はその20倍になります。証拠金率がてこにおける支点の役割を果たしています。
 
(財務)
 借入金など外部資本を利用することで自己資本利益率を高めることをいいます。使用総資本に占める他人資本の割合が高いほどレバレッジ効果は強くなります。ただ、この効果発揮には「使用総資本利益率が借入金利子率を上回っている限り」という前提が必要です。自己資本利益率は次式で表わされます。
 自己資本利益率=(1―税率){使用総資本利益率+(使用総資本利益率―負債利子率)×他人資本 / 自己資本} ×100
(  )内がプラスつまり使用総資本利益率が負債利子率を上回る限り、「他人資本 / 自己資本」が大きいほど自己資本利益率が高くなります。逆の場合、すなわち(  )内がマイナスになると自己資本比率が急低下することも明らかです。この場合には負債利子率がてこにおける支点の役割を果たしています。
 外国為替  株式  債券  自己資本比率  信用取引  証拠金  税率  他人資本
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