金融用語辞典
更新日:20151028

連結会計制度

 れんけつかいけいせいど
 consolidated accounting
 連結決算とは、親会社だけでなく、子会社や関連企業を含む、企業グループ全体の決算のことをいいます。わが国では、従来、親会社のみの単独決算を行っている企業が多く見られました。しかし、企業の多角化・国際化が急速に進展するとともに、海外市場での資金調達活動が活発に行われるようになり、企業会計においては、グローバルスタンダード(世界標準)の下、企業集団全体が抱えるリスクを判断するため、「連結経営」を重視する傾向が強まり、企業集団全体の適切な経営成績および財政状態を明らかにするための連結会計の必要性が高まりました。そこで、上場会社等については1975年の企業会計審議会の意見書により、従来の「個別財務諸表」に加えて「連結財務諸表」の作成が制度化され、1997年の意見書で「連結財務諸表」を中心とするディスクロージャー制度への転換が図られました。この結果、2000年3月の決算会社から連結財務諸表を「主」として、個別財務諸表を「従」とする制度に移行しました。また連結キャッシュ・フロー計算書の作成が同決算期から実施され、中間連結キャッシュ・フロー計算書の作成もその1年後から実施されました。
 企業会計審議会  決算  子会社  リスク  連結キャッシュ・フロー計算書  連結財務諸表  連結範囲の決定基準  ディスクロージャー制度
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