金融用語辞典
更新日:20151125

利息制限法

 りそくせいげんほう
 利息制限法とは、1954年に制定された、金銭を目的とする消費貸借上の契約における利息について定めた法律のことです。第1条において利息の最高限度を定めており、元本が10万円未満の場合は年20%、10万円以上100万円未満の場合は年18%、100万円以上の場合は年15%の利率により計算した金額を超える場合には、その超過部分については無効にすることを定めています。ただし、債務者が超過部分を任意に支払ったときは、法律上はその返還を請求することはできないこととされています(返還請求ができるとする判例もあります)。また、利息を天引きする場合も同様の計算により超過部分は無効とされます。債権者の受ける元本以外の金銭は、礼金、割引金、手数料、調査料など何らの名義によっても「みなし利息」としてすべて利息とみなされます(第3条)。この種の契約債務の不履行による損害賠償額についても、第1条に定める最高限の1.46倍を超える部分について同様に無効となります(第4条)。
 契約  利率  債務
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