金融用語辞典
更新日:20151225

米国のREIT

 べいこくのりーと
 Real Estate Investment Trust
 米国のREIT(Real Estate Investment Trust)は、主に公募により多数の投資家から集めた資金をプールして、不動産に投資し、運用利益を投資家の持分に応じて分配するものです。直訳すると不動産投資信託ですが、税制上の優遇措置を受けることのできる株式会社または事業信託の形態になっています。たとえば、税引前利益の90%以上を配当するなどの要件を満たせば法人税が非課税になります。1960年の内国歳入法の改正によってREITが創設されました。導入目的は、大規模な不動産投資に対する小口の一般投資家、個人投資家の参加機会を拡大することにありました。創設当初はREITの数も少なく、市場規模は2億ドル程度からスタートしました。その後は、特に1990年前後の不動産不況を契機として、不動産の所有・運営会社がファイナンスの道具としてREITを使いはじめたことや、UPREITと呼ばれる資産をREITに移転する際の課税繰延べが可能になったことなどから、REITの市場規模は飛躍的に拡大しました。現在は、集合住宅、ショッピングモール/センター、ヘルスケア、貸倉庫、オフィス、ホテルを投資対象にしているものなどさまざまなタイプのREITが証券取引所等に公開されています。
 不動産投資信託(J−REIT)  不動産  ファイナンス  課税所得  証券取引所/金融商品取引所  投資信託
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