金融用語辞典
更新日:20151031

なべ底不況

 なべぞこふきょう
 なべ底不況とは、神武景気の後の1957年(昭和32年)から1958年(昭和33年)にかけて起こった不況を指しています。
 当初はなべの底のように景気が停滞したままであり、不況が長期化するのではないかと予想されたため、なべ底不況と呼ばれました。しかし、不況の原因は在庫急増の反動という短期的な要因であったため、1958年から3回にわたる公定歩合の引き下げによって不況を乗りきることができました。景気基準日付によると、なべ底不況の期間は1957年6月を山に1958年6月を底とする12か月で終了しました。景気後退の形もいわゆるグロース・リセッションにとどまりました。
 不況  グロース・リセッション  景気  景気循環  景気基準日付  神武景気
戻る