金融用語辞典
更新日:20071126

持合い解消の売り

 もちあいかいしょうのうり
 株式の持合いとは、一般に会社同士が互いに相手の株式を保有することをいいますが、その目的は純投資ではなく、企業間の取引関係強化やグループ化、安定株主作りといった政策的な理由がほとんどです。このような株式の持合いは、わが国の株式保有構造の大きな特徴となっていました。しかし、バブル崩壊後「日本型資本主義」の弊害が露呈し、その軌道修正を余儀なくされ、持合い解消の動きが出てきました。規制緩和の進展による企業間競争の激化や、金融ビッグバンによる数々の金融制度改革を受け、銀行や事業法人等は、財務体質の改善や事業内容の見直し等による資本関係の見直しに伴い、取引関係の薄い会社株式などの処分が進められています。一方、買収リスクを回避するため、友好関係にある取引先などと新たに株式を持ち合うケースも散見されます。
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