金融用語辞典
更新日:20151130

マネタリーベース

 日本銀行は、マネーストック統計のほか、各種金融統計を作成しています。日本銀行が作成している金融統計のうち、対象範囲が最も限定されているのが「マネタリーベース」です。
 マネタリーベースとは、「中央銀行通貨」とも呼ばれ、日本銀行が供給する通貨の量のことです。具体的には、世の中に出回っているお金である「日本銀行券発行高」「貨幣流通高」「日銀当座預金」の合計額です。
 
マネタリーベース=日本銀行券発行高+貨幣流通高+日銀当座預金
 マネタリーベースの数値は、毎月第2営業日の午前8時50分に、前月分が日銀から公表されます。なお、マネタリーベースは、諸外国(例えばユーロ圏)では「ベースマネー」、経済学の教科書では「ハイパワードマネー」と呼ばれることもあります。
 マネタリーベースに対して、対象範囲が最も広いのが「資金循環統計」です。資金循環統計は、わが国におけるあらゆる金融資産と負債の残高や増減を企業・家計・政府といった経済主体別に集計したものです。また、この統計は、国内の経済主体間の債権債務残高のみならず、対外債権債務についても集計の対象としています。
 なお、マネーストック統計の対象範囲は、マネタリーベースと資金循環統計のほぼ中間に位置するものといえます。
 マネーストック  通貨
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